免疫システムは、私たちの身体を守る役割を担っています。それは、皮膚が外界のすべてのものから、BおよびT細胞が体内で防御をするように、非特異性の要素から成り立っています。免疫を司る主な器官には、胸腺、骨髄、脾臓、扁桃腺、リンパ組織などがあります。
私たちの身体は、本来健康を保つようにできています。細胞が古くなったり、ダメージを受けた場合は、それを修復するか、修復が不可能な場合は、若く健康な細胞に置き換えなくてはなりません。｢アポトーシス｣およびそれに関連したパスウェイ（経路）は、それらの細胞の修復、修復できない場合にはその細胞を新しいものに置き換えるために消滅させるプロセス（過程）です。これらのプロセス（修復、除去、再生）は、生命活動において常に行われており、健康の維持に不可欠です。

私たちの脳、神経は、体のあらゆる部分の動きのコントロールと、体の様々な部位から、また部位への信号の送信に反応する役割を担っています。脳は、これらの信号と信号を身体中に送信する神経のコントロールセンターです。これらの信号は、非常に高速で送られ、反応は通常とても短時間のうちに行われます。また、脳と神経は、私たちの人格を司る役割も果たしています。

血液は、生命に必要な多種の化学物質や細胞を含んでいます。そのため、血液が身体中のすべての細胞に送り届けられることは、生命維持に欠かせません。  身体のすみずみまで血液を送ることは、心臓と血管（動脈と静脈）からなる循環器の役割です。  正常な老化や経年劣化に加えて、循環器システムは、ダメージの原因となるものを含むすべての血液成分に常にさらされているのです。